フィラリア

フィラリアを予防するには、毎年決まった時期に獣医師の診察を受けて予防薬を処方してもらい、蚊が発生するシーズンの間きちんと服用させます。
 フィラリア症の説明はたとえ話で容易に理解することができます。それは「家」と「白蟻」です。白蟻が巣食ってダメージを受けた家は、殺虫剤で白蟻を駆除できても痛んだ家は元に戻りません。つまりフィラリアを完全に駆除することができたとしても、犬の心肺・血管のダメージは大きく、元に戻すのは極めて難しいのです。

 フィラリア症が進行すると、

 ・常態的な咳
 ・散歩を嫌がる
 ・活発な運動ができない
 ・うっ血状態による各臓器の機能不全
 ・腹水が溜まる
 ・運動時に突如失神する
 ・上記の症状/経過を経て死亡

という状態になります。また初期のうちには外観からでは全く分かりません。そして内部で病気が進行し、上述のような症状になります。つまり様子がおかしいと思ってもフィラリア虫を目視することは出来ず、ミクロフィラリアや成虫の排泄するタンパクを血中から調べるしかありません。存在が確認できた場合はレントゲン・心電図・超音波による検査で、寄生部位とダメージを推察します。症状が進行すると積極的治療は出来ませんので、対症療法になりますが、成果はほとんど期待できません。まさしくフィラリアの怖さです。従って最善の策は、フィラリアに寄生させないことです。”

ペット薬で人気急上昇、ハートガードプラス

犬などのペットを飼育している人にとって欠かせないのは愛犬の健康管理であり、また様々な病気から予防するための定期的なペ予防薬の接種も大切です。犬の死因のひとつであるとされるフィラリア症などは、毎年の予防が必須となっています。一般的には、動物病院で受診後、予防薬を処方してもらい、自宅で飼い主が愛犬に薬を投与すると言う事が多いですが、従来の錠剤ですと、投与するのに大変な苦労をする人も多いというのが現状です。えさやおやつに混ぜ込んでも吐き出してしまったり、直接喉の奥に入れるなどで飲ませても、薬に対して嫌なイメージができるので、その後の投与にまた苦労を強いられる事にもなるのです。ハートガードプラスは、チュアブルタイプのペット薬であり、おやつそのものが薬となっているので、飼い主も愛犬も投与にストレスを感じません。犬が好むビーフなどの味付けがされており、嗜好性が高く、また食感もおやつと変わらないために、現在まで、投与ができなかったというデータがゼロであるとの事であり、また90%以上のわんちゃんが、自ら進んで食べたという事です。一生涯、定期的に接種しなければいけないペット薬ですので、ハートガードプラスのようなおいしい薬であればストレスも心配もなくなるでしょう。

愛犬が気に入るフィラリア予防薬

最近のフィラリア予防薬は、どんな犬にも使いやすいように、かなり工夫されています。ですから、ペットを初めて飼うような人達でも簡単にフィラリア予防薬を愛犬に飲ませてあげられるようになりました。
おすすめなのが、チュアブルタイプのフィラリア予防薬です。おやつだと思って、愛犬が自分で噛んで食べてしまいます。これは複数のメーカーから出ています。特徴は大抵とても美味しそうないい匂いがします。人間も食べてしまいたくなるくらい美味しそうな匂いのする柔らかいビーフジャーキータイプの物もあります。というか、犬用と書いていなかったら、お酒のつまみと勘違いして口に入れてしまってもおかしくありません。それくらい美味しそうな匂いがします。これは大好きな犬も多く、毎月たった1個しかもらえないのを覚えていて、これを見た瞬間大喜びをする子も珍しくありません。ですから、飲ませるのに苦労しない事が多いです。
そして、チュアブルではクッキータイプの物もあります。これも、おやつだと思って食べてくれる事が多いです。
他に、普通に錠剤タイプの物もあります。変わったおやつをあげる習慣がないだとか、わんちゃんによってはチュアブルが好みでない場合もあるでしょう。その場合は錠剤のフィラリア予防薬をドライのドッグフードに入れたら、そのまま食べてしまうわんちゃんもいます。
自分のわんちゃんが好むタイプのを処方してもらいましょう。

かわいいペット生活カテゴリー